Acid Music Studio 10の使い方とガイドブック
この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。
作曲なんて、メロディーだけなら、
誰でも今すぐ鼻歌で作れる。
しかし、アレンジとなると、
鼻歌でフン、フン、フフ~ン♪ってわけにはいかない。
楽譜なんて読めない、演奏なんてできない、音楽理論もわからない、
でも感覚だけでアレンジができる
音楽ソフト「ACID」のガイドブックと簡単な使い方
1.アナログ人間でもDTMやってみたい!ACID Music Studio
2.Acid Music Studio 10の使い方とガイドブック
3.ACIDでギターのレコーディング、うまく弾けたとこだけ切り取ってドヤ顔
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- 1. まずは新規プロジェクト
- 2. 素材を選ぶ
- 3. ドラッグ・アンド・ドロップ
- 4. ループの長さの指定
- 5. トラックを増やす。
- 6. ファイルを保存
- 7. フォルダトラック
- 8. セクション
- 9. テンポやキーの変更
- 10. トラックのソロ再生やミュート
- 11. ACIDで取り扱うオーディオデータの種類。
- 12. ガイドブック
- 12.1. 1:まったくの素人でも簡単に作曲できる
Acid Music Studio 10の不思議な世界 - 12.2. 2:必要な機材と、使いこなすための
設定テクニック - 12.3. 3:まずはループ素材を並べてみよう
- 12.4. 4:曲の構成を固めていこう
- 12.5. 5:ダンスミュージック作成にも威力を
発揮する、CDリミックスに挑戦! - 12.6. 6:オーディオ機能でボーカルやギターを
レコーディング - 12.7. 7:MIDIシーケンス機能を用いた
打ち込み機能 - 12.8. 8:ACID Music Studio 10で行う
ミキシング操作術 - 12.9. 9:Acid Music Studio 10に搭載された
強力なマスタリング機能 - 12.10. 10:VOCALOIDと
コラボレーションしよう - 12.11. 付録:強力なループ素材集、Sony Sound Series Standard Collection/Premiun Collection
- 12.1. 1:まったくの素人でも簡単に作曲できる
- 13. 最後に
まずは新規プロジェクト
ツールバーの一番左端にある新規ボタンをクリックして、
プロジェクト(アシッドのファイル)を作成
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素材を選ぶ
ループ素材集はACIDのインストールディスクに同梱されているし、
ネットで検索すれば、有料、無料のループ素材がある。
ループ素材をACIDで使うには、
ACIDのエクスプローラーを使って
目的の素材フォルダから、試聴して好みの素材を選ぶ。
エクスプローラーの一番上の階層は「デスクトップ」なので、
ACIDのインストールディスクから、
「デスクトップ」に「Content」のフォルダをあらかじめコピーしておくと
目的のフォルダにアクセスしやすいのでおすすめ。
左のウィンドウのツリーから
「Content」→「Loop and Songs」→「Loops」フォルダにループ素材がある。
ギターのループ素材が欲しければ、
「Loops」から「Guitar」
ドラムのループ素材が欲しければ、
「Loops」から「Drums」とたどっていくと目的の素材へたどり着ける。
右のウィンドウに表示されているwav(オーディオ)ファイルをクリックすると
そのオーディオファイルを試聴できる。
画像は、
「Content」→「Loop and Songs」→「Loops」→
「Drums」→「Acoustic Drums」→「Acoustic Drums」
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ドラッグ・アンド・ドロップ
使ってみたい素材が見つかったら、そのファイルを
トラックビューにドラッグ・アンド・ドロップで貼り付ける
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ループの長さの指定
トラックビューに貼り付けた素材を
何小節の何拍まで再生(ループ)させるかは、
貼り付けた素材の右端をドラッグして、
右側へ伸ばしたり縮めたり、
左端をドラッグして左側へ伸ばしたり縮めたりして決める。
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とりあえず8小節分、右端をドラッグしてみる。
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この状態で再生ボタンを押すと、
貼り付けた素材が8小節、再生する。
トラックを増やす。
ドラムのトラックを作成したので、
次はベースのトラック。
やり方は同じじゃけど、
作成したドラムのトラックに
マッチするベースのトラックを作るには、
ドラムのトラックを再生しながら
ベースのループ素材を試聴していかないと、
似合う素材を見つけられんじゃろ?
ただ、8小節なんて、
あっという間に再生し終わってしまうので、
そのたびに再生ボタンを押し直すとかやっとられんじゃろ?
そこで、トランスポートバーの「ループ再生」ボタンを押すと、
延々と繰り返し再生してくれる範囲を指定できる。
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同じ要領で追加したベーストラック
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ファイルを保存
ここでいったん、名前を付けて保存しとこう

デフォルトの保存先はは、
「ドキュメント」→「ACID Music Studio 10.0 プロジェクト」
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フォルダトラック
ベースのトラックが3つになったので、
フォルダトラックで一つにまとめる。

挿入からフォルダトラックを選ぶ

わかりやすい名前に変更

あとはドラッグアンドドロップでフォルダトラックにまとめる

小さくまとめたり、展開したりできるので便利

セクション
セクションは、
「ACID Music Studio 10」で新しく搭載された機能。
今までは、
トラックごとに楽器を入れ分けたりして
横割り(行)で管理のみだったが、
セクションは、
イントロやAメロ、間奏などの小節単位で、
縦割り(列)でも管理できるようになった。
新規セクションを作成すると
繰り返し再生の範囲を設定する「ループリージョン」の範囲が
新しいセクションになる。
「挿入」→「セクション」から新規作成できる。

自分のわかりやすい名前に変える。

新規作成したセクションは後からでも範囲を変更できる

「出たし」と「終わり」の2つのセクションを作成
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ドラッグするだけで、セクションの位置を入れ替えることができる。

テンポやキーの変更
新規ファイルを作成すると、
デフォルトのテンポは120BPM、4分の4拍子、キーはA
テンポの変更
トラックリストの下にあるスライダーをスライドさせるか、
数字をダブルクリックしたあとに
直接数字を手打ちででテンポを変更できる。

キーの変更
拍子とキーは、
クリックすると一覧がポップアップされるので、
そこから選ぶ
トラックのソロ再生やミュート
複数のトラックを再生すると、
音が重なって目的のトラックの音がよく聞き分けられなかったり、
いくつかの候補の素材を順番に聴き比べるときに
役に立つトラックのミュートやソロ再生
ボタン一発で各トラックのミュートやソロ再生が指定できる。
再生されないトラックは暗くなる。

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ACIDで取り扱うオーディオデータの種類。
- ループデータ
- ワンショットデータ
短いオーディオデータを貼り付けて
ドラッグで長さを変えて繰り返し再生したり、
テンポやキーを変更できるループシーケンサー
ACIDではその素材データのことをループデータと呼ぶが、
ACIDに付属の素材集には、
ワンショットデータと呼ばれているものも含まれている。
ループデータ
オーディオデータにアシッダイズと言われる処理がされたもので、
トラックビューに貼り付けるだけで、
キーやテンポが調整されて、
ドラッグで自由に長さを調整(ループ)できるデータ
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ワンショットデータ
名前の通りワンショット、一発再生のデータ
ループやテンポに対応できない。

ガイドブック
けっこうなボリュームで200ページ以上ある。
正直、だるくて1ページも読んだことなかったんじゃけど、
この記事を書くために読んでみた。
チャプター単位で区切って読んだら、
画像も多いし、ワリにサクッと読めた。
本を片付ける時に気が付いたんじゃけど、
カバーのソデにこんな情報が!!

PDFをダウンロードするには、
会員登録して、レシートの画像をアップロード。
会員登録はめんどくさかったけど、
Amazonの履歴から領収書/購入明細書をアップロードして、
2、3日待つと、ダウンロード可のメールが届いた。
購入してからけっこう時間がたっていたし、
本は買ったっつーか、ソフトに同梱されていたものなので、
ダウンロードできるか疑問だったけど、
ちゃんとダウンロードできました。
タブレットで読めるのはエエね。
もう読み終わった後じゃったけど・・・
1:まったくの素人でも簡単に作曲できる
Acid Music Studio 10の不思議な世界
Acid Music Studio 10の概要を説明する上で、
DTMやAcid Music Studio 10のできることを説明してある。
2:必要な機材と、使いこなすための
設定テクニック
PCが1台あればAcid Music Studio 10を使うことができるけど、
できればオーディオインターフェースを用意したほうが良いってことと、
その設定。
MIDIキーボードがあれば便利、その設定。
あとはプラグインの説明とその設定。が説明してある。
3:まずはループ素材を並べてみよう
プロジェクト作成から、
トラックへループ素材の貼り付け方やループさせる方法
トラックのループを再生しながら別のトラックのループ選び、
テンポやキーの変更のやり方を説明してある。
4:曲の構成を固めていこう
曲の構成の作り方の説明はない。
曲の構成を固めていく上で役に立つ、
トラックのソロ再生やミュート、素材の差し替えや移動の方法。
コードチェンジやテンポチェンジの方法と注意点を説明してある。
5:ダンスミュージック作成にも威力を
発揮する、CDリミックスに挑戦!
ここでは、ACIDを使ってリミックスする方法を説明。
CDやMP3などの音楽データの取り込み方、
取り込んだ音楽データのビートを解析してくれる
Beatmapperの操作方法。
Acid Music Studio 10からの新機能、
「セクション」の説明。
6:オーディオ機能でボーカルやギターを
レコーディング
オーディオインターフェイスで
マイクやギターをACIDでオーディオレコーディングする方法と
データにエフェクトをかける方法
Acid Music Studio 10からの新機能、
「リアルタイムモニタリング」と
イベント別にエフェクトをかける「オーディオ イベント FX」の説明。
7:MIDIシーケンス機能を用いた
打ち込み機能
MIDIループ素材としてのMIDIの利用と
マウスを使ったMIDIの打ち込み、
MIDIキーボードを使った
リアルタイムレコーディングとステップレコーディング
その編集の説明。
8:ACID Music Studio 10で行う
ミキシング操作術
ミキシングコンソールの表示設定、
トラックごとの音量やパンの調整、
バスを使って複数のトラックをまとめて音量やパンの調整、
イコライザーやエフェクト、エンベロープを使った設定を説明。
9:Acid Music Studio 10に搭載された
強力なマスタリング機能
最終的な微調整と、
CDやオーディオファイルへのミックスダウン(トラックダウン)の説明。
10:VOCALOIDと
コラボレーションしよう
VOCALOIDを使って、歌ものの作り方の説明。
付録:強力なループ素材集、Sony Sound Series Standard Collection/Premiun Collection
別売品のループ素材集の概要
最後に
かなり長くなってしまったので、
オーディオインターフェイスを使って
ACIDでレコーディングする方法は
次の記事に続く。
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